FACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING, GRADUATE SCHOOL OF ENGINEERING, IWATE UNIVERSITY

理工学科 社会基盤・環境工学コース

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研究室紹介

更新日 令8年8月3日

環境衛生工学研究室

 上水道や下水道は私たちの重要なライフラインの一つであり、快適な生活に必須の社会基盤施設(水インフラ)です。また、河川や湖沼、海域などの公共用水域は生活・産業用水の水源であると共に、我々人間も含めた様々な生物の営みを豊かにする水環境でもあります。
 当研究室では、野外調査や水質分析を通じた河川・貯水池などの水環境の健全性評価に関する研究や、下水の高度浄化処理に加え、水の浄化処理から生じる汚泥を再生可能エネルギー源や肥料資源などとして有効利用するための技術開発を行っています。

教員 伊藤教授
主な研究テーマ
  1. 中小河川における栄養塩類と有機汚染物質(抗菌薬)の挙動把握(水生昆虫による生体濃縮)
  2. バイオチャーを用いた下水処理水からの有機汚染物質の除去
  3. 食料安全保障に向けた下水汚泥分離液からの液肥生産技術の開発
  4. バオイガス回収後の下水消化汚泥の無害化(重金属類やPFASの除去)および堆肥化技術の開発
ウェブサイト 環境衛生工学研究室

資源循環工学研究室

 資源循環環境工学研究室では、廃棄物の資源循環・適正処理、環境浄化に関する研究を行っています。資源を輸入に依存する日本において、廃棄物を再資源化する技術は非常に重要となっています。一方、廃棄物には、汚染物質という側面もあり不適切に処理され、不法投棄等がされると、環境汚染を引き起こします。本研究室では、廃棄物に含まれる有用成分を回収し再資源化する手法の開発、廃棄物が不適切処理された環境の地下水・土壌汚染の浄化、廃棄物を有効利用した環境浄化手法の開発等を行っています。

教員 晴山准教授
主な研究テーマ
  1. 使用済みリン酸鉄系リチウムイオン電池の資源化技術の開発
  2. 廃貝殻を有効利用したフッ化物イオンの収着材の開発
  3. ワイン残渣を促進剤とした揮発性有機化合物による地下水土壌汚染の浄化
  4. 不法投棄現場における1,4-ジオキサン汚染の浄化手法の開発
  5. 坑廃水処理の効率化に関する研究
ウェブサイト 資源循環工学研究室

岩盤開発工学研究室

 岩盤開発工学研究室では、岩盤工学および建設用原材料を主な研究分野としています。岩盤工学分野では、高温・低温環境や動的荷重下における岩石の熱的・力学的性質を実験および解析により評価し、岩石・岩盤の挙動解明に取り組んでいます。これらの研究成果は、低温液化燃料の岩盤内備蓄施設、地熱発電施設、地層処分施設など、地下空間を利用した重要施設の設計・安全性評価に活用されます。また、建設用原材料分野では、砕石・砕砂・砕石副産物の特性評価や有効利用技術に関する研究を行っています。岩石・岩盤の基礎的理解から工学的応用まで幅広く研究を進めています。

教員 鴨志田准教授
主な研究テーマ
  1. 高温下または低温下における岩石の熱力学的性質に関する研究
  2. 動的荷重下における岩石の力学的性質に関する研究
  3. 砕石・砕砂・砕石副産物の有効利用法に関する研究
ウェブサイト 岩盤開発工学研究室

地圏探査学研究室

 地圏探査学研究室では、その名の通り、地上からは目で見ることのできない地下の様子・状態を物理探査の手法を用いて解明することを目的として日夜研究をしています。地球のお医者さんを目指しています。(または、地球探偵団?ともいう)一方、地下計測技術を生かして、最近は地域の地震時の被害特性の予測、地震特性の予測も研究テーマの一つです。また、盛岡近傍に位置する岩手火山の活動に伴う地震や火山性微動の観測・解析も行っています。

教員 山本准教授
ウェブサイト 地圏探査学研究室

建設材料学研究室

 建設材料学研究室:建設材料として重要な材料であるセメントコンクリートとアスファルトコンクリートの研究をしています。特に本地域特有の積雪寒冷に晒される構造物の長寿命化を実現するための方策について国・地方公共団体と連携して研究を進めています。また地球温暖化対策を建設材料から支える方法などを検討しています。

教員 小山田教授
主な研究テーマ
  1. 建設材料の凍害対策
  2. セメント低減型コンクリートの耐久性
  3. コンクリート構造物の品質・耐久性対策
ウェブサイト 建設材料学研究室

構造工学研究室

 橋梁(きょうりょう)などの社会基盤を構成する構造物を、「どのようにつくるか」「どうやって守るか」「いつまで使えるのか」といったことを明らかにするための研究を行っています。
 また、従来の構造物の素材である鋼やコンクリートだけではなく新たな素材としてのFRP(繊維強化プラスチック)の導入に向けた研究も積極的に取り組んでおり、主要な材料として扱えるようにするための研究成果の発表を進めています。これ以外にも新しい形式の構造物の開発に関する研究も行っており、常に新しいことも手掛けるようにしています。

教員 大西教授・杉本助教
主な研究テーマ
  1. FRP(繊維強化プラスチック)を活用した社会基盤構造物の開発
  2. 各種構造物の簡易検査方法・ 補修・補強工法 の開発
  3. 振動モニタリングに基づく構造ヘルスモニタリング手法の開発
  4. 道路橋床版の損傷メカニズムの解明と対策工法の開発
  5. 新しい形式の道路橋床版の開発
  6. 鋼構造塗装等の保護システムの健全度評価手法と劣化予測手法の開発
  7. 社会基盤構造物における防水・排水システムの性能評価
  8. 鋼構造物の合理的な接合構造の開発
  9. 急速施工と省力化が期待できる仮設構造物の開発
ウェブサイト 構造工学研究室

応用地形・地質研究室

 応用地形・地質研究室では,東北地方を中心とした地形および地質の分布や地下の地質構造などの地球科学の研究を総合的に行っています。特に,大地震を発生させると甚大な被害につながる可能性のある活断層の地表の位置や地下の構造を明らかにし,地震災害を減ずるための基礎的な研究を行っています。また,UAV(ドローン)を使った地形測量やGIS(地理情報システム)を使った自然災害の研究も行っています。

教員 岡田准教授
主な研究テーマ
  1. 活断層の地表の位置を明らかにする研究
  2. 活断層の地下の地質構造を明らかにする研究
  3. ボーリングデータを用いた地下地質三次元構造の推定
  4. UAVを用いた地形測量および地形変化に関する研究
  5. GISを用いた自然災害ハザードの抽出に関する研究
ウェブサイト 応用地形・地質研究室

地盤工学・物性研究室

 地盤工学・物性研究室では,地すべり・崩壊など斜面災害の防止を目的に,斜面の不安定化機構や斜面の強度測定手法などに関する研究を行っている。また,近年,社会問題となっている土壌地下水汚染などの環境問題にも積極的に取り組んでいる。とくに汚染物質がいつ,どこまで到達するのか予測するための数値計算・模型実験による評価技術の開発に力を入れている。

教員 大河原教授
ウェブサイト 地盤工学・物性研究室

水工学研究室

 私たちの研究室では、実験やコンピュータシミュレーション、AIを活用し、津波や洪水、高潮などの自然災害から人々の命と暮らしを守るための研究を行っています。また、波や風などの自然エネルギーを利用した未来のエネルギー技術についても研究しています。実際に水を使った実験や最先端の解析技術を体験しながら、未来の防災・減災と持続可能な社会の実現に挑戦できる研究室です。

教員 小笠原教授
主な研究テーマ
  1. 風波の波浪特性について
  2. 洋上浮体の動的特性について
  3. 氾濫流における漂流物の衝撃力について
  4. NN-EMPS(Neural Network-Explicit Moving Particle Simulation)の安定計算について
ウェブサイト 水工学研究室

地域流域工学研究室

 地域流域工学研究室では、水域の防災対策と、災害を防ぐ水資源の利用について研究を行っています。特に、船舶の津波避難、田んぼダムなど流域治水の取り組みによる氾濫被害の軽減、消防自然水利を有効活用するための河川・用水設備の改善に関する調査研究に取り組んでいます。

教員 松林准教授
主な研究テーマ
  1. 港湾および周辺海域における船舶の津波避難行動の課題抽出
  2. 田んぼダム装置の水理特性解析と地域における氾濫被害軽減効果の検証
  3. 岩手県内の消防自然水利の活用状況および水路設備の改善に関する調査
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大気・安全工学研究室

 かつての公害問題とは異なり、地球温暖化やPM2.5問題など近年話題となる環境問題は、われわれの生活活動に基づくものが多い。
 われわれの研究室では、地域に見られる大気圏での環境問題を工学的な視点からアプローチし、
 人々の健康と生活の安全を守るべく、大気環境の保全と問題解決に取り組んでいる。

教員 齊藤教授
主な研究テーマ
  1. ドローンを用いた大気汚染物質の簡易モニタリング法の開発
  2. 衛星画像やGISを利用した大気汚染物質濃度の推定
  3. 骨材生産現場の環境影響評価とCO2排出量削減対策
  4. 骨材生産現場から排出される副産物の有効利用
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都市計画学研究室

 地域社会の課題解決に向けた都市・交通計画からのアプローチ
 地域防災・震災復興,地方都市,少子高齢化など,ディスアドバンテージな地域社会の課題解決に向けて,その地域を支える都市・交通システムを対象に,ケイパビリティ(潜在能力),ソーシャルキャピタル(社会関係資本),システム・リダンダンシー(システム冗長性)の観点から研究を行ってきた.
 具体的には,災害に強い都市交通システム,都市空間のバリアフリー化,地方公共交通の維持,津波避難計画,復興・創生のまちづくり等について,身近なフィールドを対象に,都市空間解析や社会調査を用いて,実践的な研究を行ってきている.

教員 南教授
主な研究テーマ
  1. 大災害からの復興プロセスに関する研究
  2. まちづくりプロジェクトの支援に関する研究
  3. 交通ネットワーク計画に関する研究
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都市・交通データ科学研究室

 都市・交通データ科学研究室では、都市の形態、人々の交通行動、そしてそれらに対する市民の意識に関するデータを収集・分析し、より良い都市・交通環境の実現に向けた研究に取り組んでいます。統計学やGISなどを用いて、実際のまちづくりや交通政策に活かせる知見を導くことを目指しています。

教員 谷本准教授
主な研究テーマ
  1. コンパクトプラスネットワークのまちづくりに向けた都市施設や街路の検討
  2. 市民意識やシミュレーションによる、災害からの避難促進策の検討
  3. 市民意識からみた都市や公共交通の評価分析
  4. 市民の交通行動パターンの分析
  5. 土地利用や人口分布の変遷
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