◇ 研究テーマ(平成23年度)

伊藤伸洋:津波被災地の復興後のCGシミュレーションとVR動画による
      避難時の視線解析

◇ 研究テーマ(平成22年度)

石田有梨枝:視点解析による露天採掘跡地の景観評価の妥当性

川島宏一郎:露天採掘場を含む全周景観評価における景観阻害度の
        検証


◇ 研究テーマ(平成21年度)

高橋真人:露天採掘跡残壁の自然回帰型修復緑化法の開発と評価シス
      テムの構築に関する研究
メリケ・アブリズ:画像認識を利用した露天採掘場の景観評価システムの

          構築
関本拓磨:露天採掘跡地の自然回復状況の景観評価
小松健一:露天採掘場の景観評価に及ぼす色差の影響


◇ 研究テーマ(平成20年度)

我妻 司:VRSを用いた遮蔽植栽による露天採掘場の景観修復効果
齊藤詩織:露天採掘場の見えの大きさを考慮した景観予測式の導出


◇ 研究テーマ(平成19年度)

大竹照光:露天採掘跡残壁の自然回帰型修復緑化法の開発と評価シス
      テムの構築に関する研究
阿部洋祐:自然回帰型修復緑化による露天採掘跡地の再生と自然環境
      保全機能の回復
高橋真人:VRSによる動画シミュレーション画像を用いた露天採掘場の
      景観評価
土村 萌:VRSによる季節変化シミュレーション画像を用いた露天採掘
      場の景観評価
鶴飼文人:植物生長を考慮した露天採掘場の自然回帰型緑化法に関す
      る経年的景観評価
中村亜矢子:自然回帰型緑化と従来型緑化による露天採掘場の自然回
      復の比較


◇ 研究テーマ(平成18年度)

外薗貴彦:景観保全を考慮した露天採掘場の開発計画立案システムに
      関する研究
阿部洋祐:自然回帰型修復緑化による露天採掘跡地の再生と自然環境
      保全機能の回復
大江佑也:露天採掘場の景観評価における視距離による変化刺激の適
      用性の検討
坂田博昭:
VRSを用いた露天採掘場の修復緑化シミュレーションと景観評価

 景観問題??? 言い換えれば「見え」や「眺め」の問題になります。


 このような経験をしたことはありませんか?
 例えば、ドライブ中に紅葉している山並みの一部が、森林伐採や山地開発により岩盤が露出していて不快に思ったこと・・、岩肌が露出している山の側を通り過ぎる時落石の恐れを感じたこと・・などなど。


 景観問題は、直接人体に影響がでるような問題ではありませんが、不快感や圧迫感のような精神的な問題を引き起こす恐れがあります。感覚的な要素が大きく個人差があるため、なかなか環境問題とは捉えにくい問題といえます。
 自然景観は、一朝一夕に解決する問題ではありません。長い年月を経た後に、回復したかどうかが結論づけられます。
 つまり、自然に任せていれば大学で研究している期間内では結論が出ないことになります。


 そこで私たちは、山間でよく目にする『砕石場』を主な対象地として、
写真・ビデオ動画・コンピュータグラフィクスなどを駆使して将来の自然状態を模擬することで、“自然景観の評価方法”や周囲と調和するような“景観修復方法”について研究しています。
景観問題