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研究内容
背景
環境への意識が高まっており、正確で、わかりやすい情報を提供する必要があると考えます。
しかし、多くの地域では大気環境の測定はごく限られた地域でしか行われていません
限られた測定点だけでは、生活規模(自宅周辺、通学路など)の大気汚染状況を知ることが困難です
また、飛散粉じんのなかには、B[a]P(ベンゾ[a]ピレン)などの有害化学物質が含まれている可能性があり健康影響が危惧されます。
目的・内容
この研究ページでは、震災廃棄物仮置き場に焦点を当て、飛散粉じんがどの程度存在しているかを調査し、その結果を情報提供していきます。
  1. 岩手県山田町の震災廃棄物仮置き場内に約30箇所の測定点を設置します。

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  2. 測定点にミクロ繊維シートを設置し、1週間放置します。
  3. 1週間後ミクロ繊維シートを回収すると・・・測定点によってはこんなに黒くなります。これは、大気中の粒子状物質(PM)が付着しているからです。
  4. 回収したミクロ繊維シートの重量測定をすることで、測定点の飛散粉じん量が分かります。
  5. 測定結果をより分かりやすくするため、GIS:Geographic Information System(地理情報システム)の空間解析機能を用いて、測定点の飛散粉じん量から周囲の状況を予測して分布図として表します。

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