北東北三大学連携

自然災害に関する研究交流会

 

弘前大学,秋田大学,岩手大学の北東北三大学は,三大学が連携することで,自然災害研究のさらなる推進や地域の災害軽減への貢献が可能となると考え,これまでにその方向性を検討するとともに,各大学におけるポテンシャルを調査・確認してきました.

 今回は,津波と地盤震動を取り上げ,各位の研究紹介を通じて三大学の連携推進の可能性を探ってみたいと思います.津波については,インドネシア国バンドン工科大学のNanan助教授を交えた,高いレベルの研究交流ができるものと期待して企画いたしました.一方,地盤震動研究では,学生を主体とした研究交流を行うことで,研究のポテンシャルアップにつながることを意図しております.聴講の制限はありませんので,ご興味のある方は是非ご参加下さい.

【主催】 北東北3大学分野別(理工学系)専門委員会 防災ワーキンググループ

【共催】 秋田大学工学資源学部附属地域防災力研究センター

【場所】 弘前大学理工学部3番講義室

 

2部 地盤震動問題に関する学生研究交流会 

9月14日 10:3013:00

(1) 日本海で発生した地震による最大加速度の距離減衰特性について,川井千春(弘前大学,M1

(2) 微動を利用した地盤の増幅度評価法に関する比較・検討,沼田俊輔(弘前大学,M1

(3) 高次モードを考慮した解析のための観測と位相速度分散曲線の取り扱い方,郷右近 友貴(岩手大学,M1)

(4) 微動の一点と多点観測を併用した地下S波速度構造の推定,貝沼敬太(岩手大学,M2

(5)          盛岡市域における地盤振動特性と詳細震度分布,宮越亜矢子(岩手大学,M1